特殊技法を水墨画に用いる歴史画が長く造紙技術の発明に伴ってきたとも言えます。 古い時代では膠（ニカワ）の応用や明礬（ミョウバン）を水の代わりに使うなどいろんな方法を考案されてきました。 ミョウバンのみ使うあるいはニカワだ…

半紙サイズです。 葉げいとう（雁来紅）、稲穂カワセミ、ガマにトンボ

日本では「最後の文人画家」ともいわれている。山水を得意とした画家の李可染からは「天真爛漫」という素晴らしい評価があります。 ネットを見ると「中国の斉白石」とも呼ばれていますがすこし違う気がします。 まず斉白石は文人ではな…

夏の花（2） 向日葵、ノウゼンカズラ、蓮、鬼灯 水墨画は手本から手本まで、と思う人もいるようですがスケッチをしたり自然を観察してほしいですね。 暑い日が続いてますが最近写真を撮って自宅でゆっくり線画にすることもあります。

水墨画夏の花その1、ハイビスカス、日本語は扶桑花。扶桑花と言うと知らない人が少なくないようでなぜいまハイビスカスだけよく使われているのか不明。 もう一つは木槿（むくげ）中国語「木芙蓉」 木芙蓉についても八重の芙蓉とは実は…

スケッチの原稿にしても写真資料にしても作品制作の第一歩になるためなくてはならない大事です。 よく明暗法でスケッチする人がいますが水墨画作品にするとはっきり言って役に立たない。 つまり線画、線で表現することが念頭におかなけ…

掲載誌に発表された近年描いたものです。

最近アップした動画です。半分はいぜん皆さんが協力して撮ってくれた画像の元に制作しております。 参考になっていただければ幸いです。

水墨画における虚実関係 水墨画の話になると虚実関係を避けては通らない重要なことではあるが現に無視されているケースが多い。 虚実関係がわからなければいい水墨画とはなにかも当然理解できない。 現代日本の水墨画作品を見ると分か…

ユリの水墨（墨彩）画は、珍しくないかもしれませんが「カンナ」の水墨画については少ない気がします。 中国では「美人蕉」として知られてます。 Ｗｉｋｉによれば次のように書かれてます。 カンナ科カンナ属（Canna）の植物の一…