硬直化した表現にならないために
どうしたらいいでしょうか。
この原稿は一度アップした直後に
誤って削除してしまいました。
再度アップします。
硬直化した表現にならないために
何をすればいいのか、
ポイントは図案化しないことです。
辞書などで「図案」または「図案画」を調べたら
「美術品・工芸品や一般工作物の製作に際し、
あらかじめ意匠や考案を図に表したもの。
また、装飾に用いる絵や模様。デザイン。」
と書かれています。
図案という言葉は現代社会では
死語に近く
デザインという言葉に変化され
「グレートアップ」したようです。
当たり前ですが
図案は応用美術または商用美術の基礎で
装飾性が求められるため
「対称」(シンメトリー)や「均衡」など
画面に表しています。
しかしこれらを水墨画に持っていくと
非常に危険なことで
避ける考えです。
知らないまま持っていく人もいるようです。
等間隔に描いたり
まったく変化のない画面だとつまらないはずです。
しかし等間隔に描くと楽です。
余計な思考も不要だから。
図案は芸術と主張する人もいますが
西洋美術の名作に
図案のようなものが入っているのか
チェックすればわかるはずです。
商用や実用のため他人から見ても受け入れられる、
要は図案やデザインは客観的存在。
芸術やアートはまったく逆で主観的もの。
すなわち芸術やアートは自由な自己表現です。
水墨画は図案または図案画のように
描いてはならないです。
図案のように描いている水墨画(ある出版物)

↑図の問題は三尊の山に
大きさ同じ
左右対称の建物(民家)が描かれています。
よく言えば立派な図案画?
悪く言えば幼稚っぽい描き方。
子供に描かせてもずっとこれよりうまい。
こんな作例は水墨画の入門書として失格です。
疎密、大小などの変化は
東西問わず
芸術に求められているものです。
基本の基本です。
そういうことは常識というか
当たり前だろうと思っても
現に実際無視して出版物にしている例もあるです。
作者のレベルにも問題あるが
出版社編集の見識にも大きくかかわっている気がします。
きっとこんなものは素晴らしいと思っているから
出版物にしたのではありませんか?




