水墨画の入門題材


四君子画は季節を表す良い題材でもあります。
春は蘭、夏は
竹、秋は菊、冬は梅と、
四季を通じての題材となります。


竹の場合一年中に登場するもので、
寒い冬にも葉を落とさず青々としている上、
曲がらずまっすぐな性質を持っていますので、
いつでも画題にできます。


また、四君子画は
水墨画の入門題材としても
使われることが多く、
練習としての基本項目と見てよろしいでしょう。


なぜ四君子画は
水墨画の入門題材とされたのかというと、
これら4つの草木を描くにあたって
基本的な筆遣いを全て学べるからです。


竹の例で言いますと、
葉っぱの書き方など書を
学ぶ場合の永字八法と同じように、
画法を学ぶ重要な素材となっています。


四君子画は一遍に習う必要はなく、
好みで1つずつ習得するといいでしょう。
どれも水墨画の基本=運筆に関係しています。


水墨画の先生を選ぶ際も、
その人(先生)は四君子ができているかどうか
判断の1つ材料にしてもいいでしょう。


できない人はそういった作品はあまり書かないはずです。
そういう先生についてもただ時間潰しになり、
成果が得られないまま終わってしまいそうです。

(▼作者が書いた四君子画)
紅梅
墨竹